「バカカード」が何かについては、同カテゴリの過去記事か、ぐぐって下さい^^;。
そのバカカードをPCにてプレイする手段について、過去より
MS-DOS、Windows、MacOS版があり、
自分も2012年より、ブラウザ上にてプレイする
「バカカードひとりプレイβ」を作成し公開しておりました。
これらは、テーマ毎のカードの集合、デッキを
プレイヤー個人がアプリ上に山を積んで引いていくものでした。
それを複数人が共通の山から取り出す、より実際の句会に近い
オンラインプレイ、オンライン句会を
できたらいいなという希望は過去より聞いてましたし、
自分も、ひとりプレイにて画面表示はできてるし、
山についてはデータベースにて構築すればいいかな、
技術的には可能と思っておりましたが、
それを作ろうという意欲が湧いておりませんでした。
しかし2020年、コロナウイルス禍が始まり、
今までのようにカラオケボックス等に集合しての句会ができなくなりました。
そこで、オンライン句会を
緊急事態宣言発動中の4月に挙行。成功裡に終了しましたが、
個人個人で山を積んだ際の問題点として、
他者が引いた同じカードで作品ができてしまう、ということがありました。
リンク元にも書いてありましたが、共通の山から引いてくる必要性を感じました。
2021年、バカカードマルチプレイを作るぞと新年の計に書く。
2月にデータベースの構造とAPI、カードを要求したらカードの文字列を返したり
残り枚数を要求したらその数値を返す仕組みを設計。
そこから・・・他件が忙しくなったりして止まってましたが、
3/29に作ってるよとつぶやいて士気を高めて、
3/29の週に作成。4/2の朝に動きが完成。
夜に試行錯誤の結果不要になった箇所を除去して説明文を更新。
オンライン句会の参加者向けにアドレスを通知して、
4/3の夜にリハーサル。他者にも句会に近い形式で触ってもらった結果
出てきた点を修正。
4/4 日本バカカード協会 2021年4月バカ句会
参加者にバカカード マルチプレイ(仮)を利用していただきました。
今リンク先を見てもカードが入ってないので遊べませんが、句会開催時には
デッキ(カード集)を管理するゲームマスターが、
ゲームマスター用のページからデッキを積んで、
各プレイヤーは上記リンクのプレイヤーのページを開いてカードを引いていきます。
ゲームマスター用のページは、安全性確保のため未公開ですが、
将来的には公開する予定です。なので句会では自分が
ゲームマスター、デッキを積んでました。
句会は2時から7時まで行われましたが、
システム上のトラブルは特に挙がらず、
目的通り、同一カードの作品が出なくなりました。
また、オフラインに比べるとカードの山を並べる、片付ける手間がないので、
1デッキごとの消化時間が早く、多数のデッキを使うことになりました。
こちら、ゲームマスターとしては、DJの選曲感覚で、
デッキを選んでく楽しみもありました。
「結婚スピーチ」で和ませてから「人生相談」で濁らせたり。
こちらもDJ(デッキ・ジョッキー)ですな。
各参加者の作品はmixi内のスレッドの[26]以降にあります。
今回も成功裡に終了。安堵。
今後の予定は、上にも書いた通りゲームマスター用のページの公開。
キーワードを知ってる人だけがデッキ格納可能なような作りにしておきたいです。
その後は、自サイト以外でも置けるようGithubでソース公開かな。
あと、デッキを編集管理できるものを用意したいなと考えてます。
自分が使う分にはいいんだけど、他者に使ってもらうための説明文作成にコストかかりそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。